Amazon輸入でクレジットカードを使うシーンは、仕入れや、発送といったシーンで良く使われます。沢山あるクレジットカードの中で、Amazon輸入をする場合はどれを使うべきか?
ちなみに、おだちと同じような事思ってませんか?
実際の所、クレジットカードは使いやすいものであれば良いと思われがちですが、せっかく同じ100円を使うならコスパ良く使いたいですよね?
今回はAmazon輸入において、クレジットカードの費用対効果を最大限高める為にどれを使うべきか?
そこに焦点をあてて記事にしていこうと思います。
クレジットカードを使う必要性について
支払いを遅らせる事ができる
まずはなんといっても、支払を送らせることができる点です。例えば、20日で締めて支払いを翌月の10日にすることが出来たりします。仕入れてから販売する時間を逆算して考えましょう。入金されるまでに時間は必要なので支払い日が遅れてやってくる点は非常に有益だと思います。
上記のターム(期間)は比較的短いほうで、長いカードだと最長で2か月後支払いなどのカードもあります。要するに、2か月以内に商品を売り切って、資金を回収してお金を支払えば良いので、資金管理面で非常に良いとされます。
ポイントという副産物がある
クレジットカードの良い点はなんとってもポイントが貯まる点でしょう。輸入ビジネスをしている人の多くがマイル(飛行機のポイント)を貯めていまして、そのマイルで海外旅行や国内旅行をしています。
後述しますが、当記事でご紹介させて頂くカードは基本的に100円使えば1P貯まり、10,000Pあれば国内旅行の往復ならどこでもいくことができます。10,000P貯める為には100万円使うことになりますが、100万円を使うのは輸入ビジネスなら朝飯前というものです。普通に生活してたら100万円なんて大金は使えませんが、輸入ビジネスなら簡単に使えますね!
クレジットカードの支払明細で経費を一元管理できる
クレジットの支払い明細があれば、経費を一元で管理することができます。一元管理することで、無駄なお金を使うことも無いし確定申告の時などの証拠として充分使えます。現金での決済だと領収書管理が大変ですが、カード明細での管理ならとても簡単ですね。
複数枚のクレジットカードを使っている場合は、各カードの明細を出して管理しておきましょう。
Amazon輸入でクレジットカードを使う場面とは?
基本的に仕入で使うことができます
Amazon輸入の仕入れ先は以下のとおり。
- Amazon.com
- ebay
- 海外ネットショップ
この3つが殆どになります。
どれもクレジットカードを使うことができる為、利用するシーンは増えると思います。特にAmazonからの仕入れや、ebayからの仕入れはカードオンリーですので必須ともいえます。また偽物が届いた場合は、クレジット会社にいえば返金されるケースもあります。
偽物の商品はそもそも仕入れないことがベストですが、もし銀行振り込みで偽物を仕入れてしまうと、返金される可能性は「ほぼゼロ」だと思って下さい。そういう意味でもクレジットカードが最良ですね。
・クレジットカード決済を行っていた場合、クレジットカード会社に対して返金の申し立て(チャージバックや請求停止の申立て)を行うことで、クレジットカードから返金されることもあります。具体的なクレジットカード会社との交渉について、消費生活センターへ相談してみるとよいでしょう。
・銀行振込で決済した場合、銀行振込にて代金を支払ったが、目的の商品以外の物(粗悪品、模倣品と思われる商品)が到着し、事業者が一向にキャンセルや返金に応じない場合、振り込め詐欺救済法を根拠に、振込先の国内金融機関に連絡し、振り込んだ預金口座等の取引の停止を求めることができます。越境消費者センターより引用:https://www.ccj.kokusen.go.jp/jri_sysi?page=mhuhn
発送代行の支払もクレジットカードを使えます
発送代行の支払いも基本的にクレジットカードを使います。
今回はAmazon輸入の発送代行会社で有名なMyUSを例にします。MyUSはAmexやVISA、Masterなども使える発送代行会社です。またMyUSについては、AmexとVISAでのお支払の場合は送料のディスカウントが行われます。
Amexの場合30%~40%(交渉が必要)VISAの場合20%~25%(基本は20%)程のディスカウントがされます。物量が増えてくると送料だけでも数十万かかってくるのですが、これらが20%以上お得になるのであれば、使わない理由はありませんね。
Amazon輸入でおススメのクレジットカード3選
Amazon輸入でおススメするクレジットカードを紹介していきます。何をもっておススメするか?という点ですが、基本的に「副産物に全てフォーカス」しています。支払い面を遅くしたい方は他のカードが良いと思います。
SPG Amex
年会費 | 31,000円+税(家族カード:15,500円+税) |
決済ポイント | 100円=3ポイント |
マイル交換レート | 3ポイント=1マイル |
マイル交換先 | 約40の航空会社(ANA・JAL含む) |
特典 | マリオットボンヴォイ「ゴールドエリート会員」が自動付与 |
特典 | 無料宿泊特典(一泊一室2人まで) |
SPGアメックスは「Starwood Preferred Guest Amex」の略で、読み方は「スターウッドプリファードゲストアメックス」です。SPGアメックスが最強と呼ばれる理由はなんといっても「100円 = 1.25マイル」という超高還元だからです。また、ANAでもJALでも好きなエアラインにポイントを移行することができます。
また、2年目以降の特典になりますがマリオット系列のホテルで「無料宿泊券」がもらえます。1泊1室2人までということですので、カップルで利用するのが良いかな~と思います。
価格は少し高いですが、マイル還元+無料宿泊券が嬉しいですね!
DELTAスカイマイル Amex ゴールド
年会費 | 26,000円(税別) |
家族カードの年会費 | 1枚目無料(2枚目以降12,000円+消費税) |
入会ボーナスマイル | 8,000マイル |
ファーストフライトボーナスマイル | 10,000マイル(エコノミークラス) 25,000マイル(ビジネスクラス) |
継続ボーナスマイル | 3,000マイル |
カード利用 | 100円=1マイル 100円=1.5マイル(海外利用) 100円=3マイル(デルタ利用) |
手荷物宅配 | 1個無料 |
ゴールドメダリオン | 初年無条件付帯 (150万円以上決済で翌年付帯) |
DELTA スカイマイル Amexの良い点は「ゴールドメダリオン」が自動でついてくる点です。ゴールドメダリオンの資格を保持していると、優先チェックインカウンターを利用することができます。(本来ビジネスクラス以上じゃないと使えないカウンターです)
また、優先搭乗のサービスがあったり、座席も優先指定できたりします。このサービスは長期のフライト等をする時に地味に嬉しいサービスだったりします。
ANA Amex
ANA Amexについてはクレジットカードとしての魅力は正直あまりありません・・・(苦笑)
ただ、入会キャンペーンが非常に優秀で一気に数万ポイント(40,000~60,000くらい)獲得できます。そこだけを見ると、年会費以上の価値がある為、今回はピックアップしました。年会費も7000円~と安いこともあり、最初にもつカードとしては優秀なのかもしれません。
Amazon輸入でクレジットカードを使う際の注意点
Amazon輸入でクレジットカードを使う際の注意点はなんといっても、偽物関連の仕入れになります。これはAmazon輸入だけに限ったことではありませんが、偽物は仕入れてはいけません。偽物を販売するとお縄になりますし、儲けた利益も一気に飛んでしまいます(笑)
偽物を掴まされない為には、Google等で「商品名 + 偽物」等のキーワードで検索をかけたり、仕入れ元のストアの評価をしっかり見る事が大切です。ただ、それでも偽物を仕入れてしまうことも充分に考えられます。
(僕も過去偽物を購入した経験はあります・・・)
偽物を購入した結果、Amazonアカウントも止まるし、訴訟沙汰に発展したこともあります。それがきっかけで上流仕入れを行うようになったのですが、今でこそ思うのが「これもまた経験」だったということです。
そこから再起できるだけの余力はあったし、リスク管理面がとても向上したと思います。とはいえ、読者の皆様には同じ失敗を歩んでほしくないので、偽物だけは買わないようにしましょう。
それでは今回の記事は以上になります。